こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です。
今回の修理はブラザー刺しゅう機能付きコンパクトコンピューターミシンＰ5000です
ブラザーＰ5000は、コンパクト系刺繍機能付きミシンでは初代の機種です。
その当時、刺しゅう機能付きミシンは、どのメーカーも大型タイプ（店頭価格30万位）が、主流の中、ブラザーで小型化したタイプが発売され良く売れた記憶があります。

お客様から修理問い合わせが有り、ミシン針が内釜に刺さり動かないとの事でしたので
お預かりしました。

針棒の針止めネジの向きが斜めなっていました。軸止め部分が緩んでいるようです。

早速分解、軸止め部分の緩みにより針釜タイミングが完全にずれていました。

この針、外釜のタイミングだと縫うことはできません！

修正後の針、外釜タイミングです。

針釜間隔調整、タイミングずれによる外釜の針傷研磨、各部点検、試縫いして完了です。
10年以上使用されますとミシンの振動により各部ネジの緩みが考えられます。
使用中、異音や不具合を感じた場合　なるべく早目にミシンショップに相談される
事をお勧めします。