こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です 今回の修理は、JUKI職業用ミシンTL-90です。 職業用ミシンでは人気のシュプールシリーズは発売年度を型番の数字と されているのでシュプールTL-90は、1990年位が販売初年度となり、 20年位前の機種となります。 お客様から長年使用されている職業用ミシンが急に動かなくなったとの事で お預かりしました。 参考ですが現在の最新モデル、シュプールTL-30シリーズは、2011年に 発売された機種です。 電源を通しましたが全く動きませんでしたのでまずは、本体上部に有るメインヒューズ を確認します。 中のニクロム線は切れていませんでした。 次にモーターカーボンの確認します。 上下の2箇所のカーボンがあります。 ○がカーボン部です。ほとんど無い状態です。 左が新品のカーボン、右が使っていたカーボンです。片側はスプリングまで 削れていました。危険です！！ 他、各部点検、注油、グリスUP、試縫いして完了です。 以前にもシンガーの職業ミシンで今回同様の修理がありました。 機械いじりが好きな男性でしたらカーボン量の確認は可能かと思います。 できれば定期的に確認することをお勧めします。 長年使用されているミシンを安心してご使用されてい場合は、オーバーホール をお勧めします。