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JUKI ミシン TL-96DXの修理
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- 2012年04月14日
- JUKI ミシン TL-96DXの修理 [修理スタッフこれまでの修理実績]
こんにちは!マイミシン修理担当の早乙女です
今回の修理はJUKI職業用ミシン TL-96DXです。
TL-96シリーズは2年位販売され、TL-98シリーズにマイナチェンジされた機種となります。
店舗からの修理依頼で縫うと目とび、キリキリと金属音がするとの事で預かりました。
試縫い時の目とび画像です。ところどころループなっています。
目とびの原因として針板の傷、外釜の傷などによる不具合があります。
キリキリ音(金属音)は釜部の摩擦音が原因でした。
釜傷を研磨し、目とびは解消されましたがキリキリ音(金属音)については
釜部分解、洗浄しましたが内部のすり合わせが悪く、軽い焼き付きが考えされます。
加工修理では再トラブルも有りえますので新しい釜組に交換します。
下軸部の画像です。元は白色のグリスが酸化して茶色になっています。
古いグリスを除去、内部クリーニングをします。
クリーニング後の画像です。
新しいグリスに交換することにより各ギヤーの摩擦を軽減されますので
ミシンのコンディションを保つには必要なメンテナンスです。
各部点検、試縫いを行い完了です。
職業用ミシンの最高回転数は毎分1500回転位、針棒クランク、上軸、下軸部分には
注油用の穴が有り、定期的に注油されないと焼き付きの原因にもなります。
頻繁に使用される方は週1回、各箇所1滴程度、注油されることをお勧めします。
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