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ブラザーミシン・EL130の修理
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- 2011年08月12日
- ブラザーミシン・EL130の修理 [修理スタッフこれまでの修理実績]
今回の修理はブラザー電子制御ミシン・セリエ EL130です。
EL130は10年前のコンパクト電子制御ミシンでハードカバーが補助テーブル
として使用できる特長がありました。
収納性、デザイン性では今でも売れそうなフォルムです。
店舗からの修理依頼で縫えないとのことで預かりました。
針板を外し、針釜タイミングを確認、外釜の剣先は針と交差する時に
剣先先端が針穴より上になっていると縫うことができません。
このような状態を針釜のタイミングズレと申します。
早速分解、下軸部分にあるこのネジを緩めてタイミング調節を行います。
外釜の剣先は針と交差する時に剣先先端が針穴より下になるよう調節します。
余談ですがコンパクトミシンの運転音がフルサイズミシンに比べ、低音ノイズが出る。
理由としては、通常のフルサイズミシンは、モーターとプーリーが直に繋がっているが
コンパクトミシンのモーターは非力の為 モーターとプーリーの中間にギヤー(ギヤーダウン)
を入れて馬力パワーUPされている。このギヤー部によりノイズや雑音が発生する。
針、釜隙間調節、各部点検、注油、グリスUP、試縫いして完了です。
外装は変色していましたが内部は大きな劣化も無く修理できました。
コンパクトミシンで無理に厚地を縫うと今回のような不具合のなる恐れがあります。
縫う用途に合わせてミシンを選ぶことをお勧めします。
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