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ミシンの選び方
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ロックミシンで、○本針○本糸とは、それぞれどう違うのか?
まず、1本針3本針、2本針4本糸のロックミシンが、一般的なロックミシンとなります
3本針4本糸のロックミシンは、トリプルカバーステッチミシンとなります
ロックミシンは、布を切りながらかがる裁ち目かがりや、ニットの縫い合わせに使いますが、用途により、1本針3本糸、2本針4本糸を使い分けていきます。
■1本3本糸
布帛の裁ち目カガリや巻き縫いのときに使います。
差動送りの付いた機種であれば薄い生地やニットの合わせ縫いも可能ですが、強度が弱く目が粗いため、ほつれ易い布だと糸の間からほつれたりニットの合わせ縫いをした場合は、引っ張ると、隙間ができる場合もあります。
■2本針4本糸
ニット全般のかがり、縫い合わせに使います。
現在、既製品で販売されているニット、カットソーのほとんどが2本針4本糸のロックミシンで縫製されています。
2本針4本糸のロック目は、2本の針糸を使用することで、縫い合わせの外側になる左針糸の緩みを右針糸によって最小限に抑えます。
1本針3本糸で縫い合わせた後、本縫いを入れて、見た目だけは4本糸に見せることもできますが、その場合、伸縮性は出せません。
布の伸縮性も保ったまま、右針のステッチが残るのが2本針4本糸の特徴といえます
ロックミシンの購入を検討されてるお客様で、「1本針3本糸」 で十分という意見も稀にお聞きしますが、1本針3本糸の使用していて、数年後ニットを縫いたいと考えたとき、2本針4本糸のロックミシンに変えることはできないため、新たにもう一台購入することになります。
2本針4本糸のロックミシンの場合、1本針3本糸に変えることも可能ですので、1台でロックミシンの用途は全て可能となります
その点からも、当店ではロックミシンの購入をお考えの方には、現在主流である「2本針4本糸」のロックミシンを検討されることをおすすめしております
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