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ミシンの選び方

職業用ミシンと家庭用ミシンの大きな違いは何ですか?

ミシンの種類として
家庭用ミシン職業用ミシン工業ミシンがあります。

家庭用ミシン、職業用ミシンは、一般家庭向けとなりますが、工業用ミシンは、いわゆる業務用ミシンなので、一般家庭で使用することはありません。

家庭用ミシンは「直線、ジグザグ縫い、ボタンホール」など、1台で洋服を縫う際に必要なステッチが内蔵されているタイプとなり、職業用ミシンは「直線縫い専用機」となります。
※曲線も縫えます。
そのかわり縫い上がりの綺麗さや耐久性は家庭用ミシンよりもはるかに上回ります。

その為、職業用ミシンは家庭用ミシンを使用しても縫い上がりや貫通力に対し、物足りなく感じる方におすすめのミシンです。

家庭用ミシン 職業用ミシン
最高回転数(毎分) 900針 1300針~1600針
縫い目長さ調節 0㎜~5㎜ 0㎜~7㎜
貫通力(目安厚さ) デニム地8枚位重ね デニム地12枚位重ね
釜仕様 水平全回転釜 垂直全回転釜
ボビンケース 内蔵式 脱着式
スタート方法 手元ボタン/フットコン兼用 フットコントローラ専用

※これらは機種によっても異なります

回転スピード

家庭用ミシンの回転スピードは500~900針/分位に対し、職業用ミシンの回転スピードは毎分1300~1600針と高速回転仕様で高速で一気に縫うことができます。
その為、家庭用ミシンよりも糸締まりが良く、一針がきれいに縫い上がります。
速度調節はフットコントローラーで行い、手元スイッチなどはありません。
また、職業用ミシンの中で最も最大回転数が低い機種がシンガー「103DX」の1300針となります。
馬力のある機種が希望で、なおかつ速度が抑えられた使いやすい機種をお望みの方へお薦めします。

貫通力

厚地を縫う際一番必要なのが貫通力となります。
家庭用ミシンでは小型高性能モーターを採用されておりますが、職業ミシンは耐久性、パワーを重視した大型強力モーターの採用により、ステッチ糸♯20でのジーンズの裾上げまでスムーズに縫うことができます。
家庭用ミシンではステッチ糸♯20の使用はできません。
また、最近ではレザーや帆布生地などより太糸#8を使用して縫いたいという方も
いらっしゃいます。
そのような方へお薦め機種は#8が使用可能なJUKI「SL-100」「SL-700EX」
ベビーロック「エクシムプロEP9400LS極」となります。

釜仕様

垂直全回転釜仕様は下糸用の金属製ボビンケース使用します。
金属製ボビンケースは下糸調子の変更ができるので、
縫う素材に合わせてベストな縫い上がりにすることができます。

ボディ剛性

職業用ミシンはオール金属ボディーの採用されています。
耐久性抜群ですのでメンテナンスを行いながら長い年月使用することができます。

使用針の違い

家庭用ミシンは針の付け根部分が1部平らになっているHA針仕様です。
職業用ミシンは針の付け根部分が丸形になっているDB針と家庭用ミシン針(HA針)または
家庭用ミシン針と同じ形状で強度のあるHL針の2タイプがあります。
針交換が簡単で針糸通し器が搭載されている機種はHA針またはHL針仕様のJUKI「TL30DX」
ベビーロック「エクシムプロEP9600HL」ブラザー「ヌーベル470」となります。

自動糸切り機能

家庭用ミシンと職業用ミシンには縫い終えたら生地の裏側で上糸と下糸が同時に切れる自動糸切り機能が搭載されている機種があります。

いかがでしたでしょうか。
耐久性、操作性、本体仕様、すべてにおいて家庭用と職業用は異なっています。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください!

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