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ご自身で対処できる自動糸切り装置の不具合解消方法・・シンガー/モナミシリーズSC217、227、317、327系
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- 2018年09月12日
- ご自身で対処できる自動糸切り装置の不具合解消方法・・シンガー/モナミシリーズSC217、227、317、327系 [修理スタッフこれまでの修理実績]
こんにちは! マイミシン 1級整備士修理担当の早乙女です
今回の原因としては糸絡みをした際、自動糸ボタンを押されたり、針板に布地が食い込んだ際、無理やり手の力で引きちぎりされた結果、自動糸切り装置の糸引き棒のU字部分が曲がり糸切り刃に挟まることで所定位置まで戻らない状況でした。
過去に数件、相談がありましたのでご自身で解消ができる自動糸切り部の修正方法として記事にします。
症状:ミシン糸が絡んだ後再度、上下のミシン糸掛け直しても縫うと糸が絡む。
1例として自動糸切り装置の糸引き棒が元の位置に戻らない事が考えられます。
ご自身で対処できる不具合解消方法としてご参照ください
電源を切り、針板の固定ネジ2箇所を緩め、針板を外します。
内釜を外し自動糸切り装置の糸引き棒の停止位置を見ます。
糸引き棒が左前送り歯の歯左側まで伸びています。
この位置ですと縫い始めると棒に引っかかり糸が絡みますので正常な位置になるよう修正します。
糸引き棒の左側をネジ回しなどを使い右方向へ押します
糸引き棒が右前送り歯の左側付近まで伸びましたら右先端下部のU字の溝、下側部が奥方向へ曲がっていると思います。
U字の溝の中に細いマイナスドライバーを差し込み、上側と同じよう手間方向にマイナスドライバーを捩じり真っ直ぐになるよう修正します。
修正後、指で左方向へ押していただき、左側の送り歯の左面まで戻します。
正常な状態の内釜をセットしたイメージです。
針板を固定後、試縫いをしてみてください。
最後に回復しているか?自動糸切りボタンを押していただき正常に糸が切れれば完了です。
今回の工程を行い回復されない場合は販売店にて相談ください。
アドバイス:糸絡みをした場合は無理な力を加えずに絡んだ糸を取り除く事をお勧めします。
ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!
■マイミシン修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーアクセス)
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