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「下糸巻きの際に、下糸巻き軸からボビンが外れない」場合の対策方法 (糸押さえ、糸コマについて)
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- 2012年02月16日
- 「下糸巻きの際に、下糸巻き軸からボビンが外れない」場合の対策方法 (糸押さえ、糸コマについて) [修理スタッフこれまでの修理実績]
こんにちは!マイミシン修理担当の早乙女です
お客様からの問い合わせで糸調子が合わない、下糸巻き時、下糸巻き軸からボビンが外れ
ないとの相談があります。
そこで、今回は糸押さえ(糸コマ)について掲載します。
糸押さえ(糸コマ)とは?上糸を糸立て棒にセットした時、上糸が飛び出ないよう
糸を押さえる部品の事です。
メーカーによって付属数も異なり、主にブラザー系は3種類、ジャノメ系は2種類、シンガー、
JUKI系は1種類となります。
1、ブラザーの糸押さえ(糸コマ)直径2.5cm、3.5cm、4.5cm
2、ジャノメの糸押さえ(糸コマ)直径2.3cm、4.3cm
3、シンガーの糸押さえ(糸コマ)直径2.9cm、4.1cm (1個で左右不対象)
ミシン糸も巻き数により直径も異なります。
目安の長さ/直径
a ♯60/500m巻きで4cm
b ♯60/200m巻きで3cm
c ♯60/45m巻きで1.5cm
ミシン糸と糸押さえは同等に近い直径がベストです。
ジャノメの糸押さえ+200m巻き糸の画像
ジャノメの糸押さえ+細径300m巻き糸の画像
シンガーの糸押さえ+200m巻きの画像
シンガーの糸押さえ+500m巻きの画像
シンガーの糸押さえ+細径300m巻き糸の画像
ミシン糸と糸押さえの直径差が大きいとミシン糸が糸押さえに当たり糸の出が非常に悪くなり、縫う際に糸調子が合わない、生地がちじむ、下糸巻きの時、下糸巻き軸からボビンが外れないなどの原因にもなります。
対処法は至って簡単です!!
画像のようにミシン糸と糸押さえ(糸コマ)の間に隙間を空ける事によりミシン糸自体が回転し、スムーズに糸が送れます。
一度お試しください。
※糸巻き軸からボビンは抜けない状態になっている場合は糸を解くことによりボビンが抜けます。
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1件のコメント
投稿者: あまの(2012年10月19日 09:02)
ボビンに下糸を巻き付けると、ボビンが受け軸からはずれなくなり
このページにたどり着きました。原因が判明してすっきりしました。
今までは下糸をボビンに満タンになるまで巻いていましたが、
三分の一くらいの量に控えるようになってからは、すんなりと抜けるようになりました。
ありがとうございます。
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