こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です
今回は、シンガー電子ミシン　モニカ5700のオーバーホールです。


購入から15年以上経過して、動きがあまり良くないとの事で総点検（オーバーホール）希望され、お送りいただきました。

プラスチック製の外装を全て外します。

上軸プーリー側の縫い模様に連動させるギャー部ですがこのように酸化したグリスが大量に付いていました。グリス表面は固く、乾燥したガムのようでした。　

下軸外釜下部です。　各駆動箇所も酸化したグリスが動きを悪くしていました。
このまま使用されていますとメインモーターや電子基板に負担がかかりトラブルの原因にもなりますので全て除去し、新しいグリス、注油します。

下軸、注油、グリスアップ後の画像です。
各部、動きが回復しました。

各部点検、試縫いを行い完了です。
今回は、上下軸共に酸化したグリスが各駆動部分の動きを悪くさせている状態でした。
以前、修理した購入から3年位の通販ミシンもグリスの変色がありましたのでメーカー、グレード等で使用されるグリスが違うのか？不明です。
5年～10年以上使用されているミシンは、コンディションが良い時期にホーバーホールするのがさらに長く使用できる秘訣では？
ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください。
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