こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です
今回の修理はブラザーシンシアL　（B121）です。
このシンシアLは15年位前に販売されていたA4サイズの小型コンピューター
ミシンタイプで当時は7万円位が店頭相場でした。


収納時プーリー（はずみ車）は内部に入り使用時にはプーリーが飛び出します。
収納ハードカバーも使用時は補助テーブルなる優れたセカンドミシンでした。
今回、店舗からの修理依頼で縫えないとの事で預かりました。

早速分解します。

針釜タイミング画像です剣先と針穴がほぼ同じ高さでした。この位置だと
剣先のタイミングが遅い為　縫うことができませんので調整を行います。

タイミングずれの原因は上軸とした下軸を連動するヘリカルギヤーの
止めネジが緩んでいた為　狂いが発生した事が考えられます。
タイミング調整後、針釜隙間等を行います。

他各部点検、試縫いして完了です。
ミシン内部の止めネジには6角ネジを多数使用しており、長年の疲労、振動等に
より止めネジが緩む場合も多々あります。できれば購入から10年位経過されている
ミシンはオーバーホール（総点検）される事をお勧めします。
当社では平成24年2月23日現在、通常14,800円　→　特別価格7,400円に
なっています。　　是非この機会に！！
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