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ジャガーミシン MATE F-3の修理
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- 2012年09月20日
- ジャガーミシン MATE F-3の修理 [修理スタッフこれまでの修理実績]
こんにちは!マイミシン修理担当の早乙女です
今回はジャガー MATE F-3です
MATE F-3は30年以上前の垂直半回転式、フットコントローラー専用の電動ミシンです。
当社でロックミシンをお買い上げのお客様からジグザグ縫いをすると糸が絡む回復修理とオーバーホールを承りました。
まずはオーバーホールの為、外装部を外し、内部洗浄、注油をします。
フットコントローラーの差し込み口固定部の片側が割れていました。
交換部品が無い為 2液性の接着剤で接着します。
接着後の画像です。
下糸巻きゴム輪が摩耗して外周が平らになっていましたので交換します。
内/外装部、洗浄後の画像です。
注油、グリスアップ後の上部画像です。模様カムや各機構ギヤーはオール金属を使用されており、当時の品質の良さが解ります。
糸が絡む原因は、左側の針板と右側の中釜固定金具の針傷でした。
中釜固定金具の研磨後の画像です。このように傷部分を滑らかに削ります。
他各部点検、試縫いして完了です。
今回のジャガーミシンMATE F-3は、当時の価格で10万円位したようですが内/外部含め、耐久性の良い素材を多く使用され作られたジャガーの良き時代の商品でした。
☆釜だけ水平釜仕様にして30年使える家庭ミシンのキャッチで復刻版を作れば売れそうなミシンでした。
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