こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です
今回の修理はブラザー1本針2本ロックミシンTE4-8222です。

使用されているネジ類から見ても15年以上前のロックミシンとなります。
店舗から縫う止まる時が有るとのこの事でオーバーホールも含め、お預かりしました。

まずは不具合箇所を確認、駆動系が全体的に重く、モーターベルトの伸びと劣化により
ベルトが滑っていました。

ルーパー部分は酸化した油に切りくずが付着しています。

外装部を全て外し、クリーニングします。

外装/内部を全てクリーニングした後の画像です
日焼け部分についてそのままですが静電気で付いた汚れやカーボンは
このように綺麗になりました。

モーターベルトが劣化していましたので新しいベルトに交換します。
交換時期としては遅くても10年位までに一度は交換したいですね！

クリーニング後の内部画像です。
クリーニング後各駆動部にミシン油、グリスを使い分けて注油します。

各部点検、試縫いを行い完了です。
10年以上前のミシンとしては外装の劣化が少なくミシン自体も良好でした。
収納環境が良かったのか？高温、高湿度の場所ではこのようなコンデションは
まず無いと思います。