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ジャノメミシン・マリーナー366型 修理・オーバーホール トピア エクセル メモリークラフト ニューホーム センサークラフト プレール コンビ ツーインワン
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- 2023年07月01日
- ジャノメミシン・マリーナー366型 修理・オーバーホール トピア エクセル メモリークラフト ニューホーム センサークラフト プレール コンビ ツーインワン [これまでの修理実績]
こんにちは! マイミシン 1級縫製機械整備士の早乙女です。
今回はジャノメミシン・マリーナー366型の修理・オーバーホールです。
このジャノメミシンは60年以上前の直線専用機です。
元々は作業台仕様ミシンを直営店でポータブルに改造されているようです。
80才を超える方が大切に使用していたようですが、久しぶりに使ってみたらランプは点灯するが全く動かないとの事です。
早速、作業をしてみます。
電動ミシン仕様で通電しても動かない原因は、メインモーター、フットコントローラーの経年劣化による
通電不良がほとんどです。
今回の原因は、メインモーター不良を確認しましたのでメインモーター、フットコントローラーの
新品交換で進めていきます。
クリーニング前の上下部分です。
60年前のミシンですがホコリや汚れは少ないように感じます。
底側のケースです。足ゴムが1箇所だけでしたのでミシンを置いた時、不安定でした。
こちらは下糸巻き機構です。
通常の古いモデルは下糸巻きの時、プーリー内側のツマミを緩めて糸巻きする仕様ですが、
このモデルは本縫い/糸巻きの切り替えが自動切り替え仕様でした。
外装を全て分解します。
上部の針棒クランク側は油分や付着物も少ない状態でしたが、プーリー側は洗浄剤を何度注入しても
汚れが出てくる状況でした。長年、付着していた蓄積汚れだと思います。
下側は油分や付着物も少ない状態でした。
クリーニング後の画像です。
上部
下部、各部注油/グリスアップします。
フットコントローラーターミナル部分です。
ランプ配線に錆が出ていましたので配線を切断し、酸化が少ない部分を丸型にハンダを付けて、
ターミナルにネジ固定します。
モーターベルトも交換します。
左側が古いベルト、右側が新品のベルトです。
経年劣化より変色が進んでいました。
※現在のモーターベルトは再生素材のため、経年劣化が早いと思います。10年位での交換を勧めます。
底側のケースのヒビ割れ補修、汎用品の足ゴム4個取付けます。
針板部分です。針落ち穴の縁には針傷は有りませんでしたが、外周の針傷を研磨します。
針釜隙間調整後の試縫いテスト・・縫い上がりも60年以上前のミシンですが良好に縫えます。
劣化部品交換、内/外洗浄クリーニング、各部点検、固定ネジの増し締め、グリスアップ、試縫いなど全て完了しました。
※このモデルは駆動部にはプラスチック製ギヤーを使用していない為、半永久に使えるモデルでした。
旧ミシンでも総クリーニングや調整整備で、まだまだ現役で使えますので旧ミシンをお持ちの方は当店へご相談ください。
ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!
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TEL : 0120-28-5828 (フリーアクセス)
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