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シンガーミシン・モデル936修理・オーバーホール 、SINGER 936、 モナミ モナミ・ヌウ、ルミナ、ヴィバーチェ、リル、モニカ、モニカピクシー、VIVACE 191U
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- 2021年12月02日
- シンガーミシン・モデル936修理・オーバーホール 、SINGER 936、 モナミ モナミ・ヌウ、ルミナ、ヴィバーチェ、リル、モニカ、モニカピクシー、VIVACE 191U [これまでの修理実績]
こんにちは! マイミシン 1級縫製機械整備士の早乙女です
今回はシンガーミシン・モデル936の修理・オーバーホールです。
このミシンは40年以上前のモデルですが内釜にボビンを入れた状態でボビンの下糸巻きができる「マジックボビン仕様」 当時としては画期的なミシンだと思います。
不具合箇所は動きが重い、電源差し込み口のぐらつきが有るとの事です
早速、作業をしてみます。
外装を全て分解します。
下部・釜ギヤー側です。ギヤーヒビ・割れはありませんでしたが各駆動ギヤーのグリスは硬化やガム状になっています。
下部・モーター側です。 このモデルのメインモーター固定部は3か所あり、従来は金属同士の固定ですがこのミシンはゴム素材を使ったラバーマウント仕様のためゴム部が劣化した事でグラグラ状態になっていました。
メインモーターを外すとこのように茶色粉の付着はありますがラバーマウントは跡形もありません。
上部です。左右共に痛みを差ほど無いみたいです。
下部・釜ギヤー側クリーニング後
下部・モーター側クリーニング後、メインモーターの固定穴に適したゴム素材を選択し固定後の画像です。
しっかり固定されぐらつきは解消しました。※純正部品の供給不可のため、当社の豊富な
リサイクル部品から調達しました。
上下部、各部注油/グリスアップします。
こちらがマジックボビンです。
手前左側のレバーを左にスライドさせると下糸巻きモードになります。
テストでは正常に糸巻きができました。
試縫いテスト・・縫い上がりも40年以上前のミシンですが良好に縫えます。
劣化部品の交換。駆動部の半固着除去、内部の糸絡み除去、各部点検、固定ネジの増し締め、グリスアップ、試縫いなど全て完了しました。
旧ミシンでも総クリーニングや部品交換でまだまだ現役で使えますので旧ミシンお持ちの方は当店へ相談ください。
ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!
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TEL : 0120-28-5828 (フリーアクセス)
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