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③ミシン糸について(ミシン糸の品質編)

2021年09月07日
③ミシン糸について(ミシン糸の品質編) [これまでの修理実績]

こんにちは! マイミシン 1級縫製機械整備士の早乙女です
今回は家庭用ミシンで使うミシン糸品質の違いによる縫い目、縫い上がりについて記事にします。
開梱して即、縫ってみたら縫い目が縮む、縫い上がりが良くないなど縫い目・縫い上がりについて問い合わせが多々あります。
原因の1つとしてミシン糸の品質があります。

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メーカーの製造ラインでは必ず上下張力調整後、検査基準に適したブロード地2枚重ね、ミシン糸(主にフジックス製シャッペスパン糸60番)を使い試縫いテストを行っています。
ミシン糸の購入路により糸質や素材(綿/カタン、絹、ポリエステル、ナイロン等)を問わず癖(くせ)が強いミシン糸(撚りが強い、毛羽立ちが多い)を使うことで縫い目や縫い上がりにも違いがでます。
相談者の中にはこのミシンは限られたミシン糸でしか縫えないのか、ミシン糸を選ぶミシンなの、手芸店で買ったミシン糸なのに何故など意見もあります

1、 家庭用ミシンに使うスパン糸とは

糸

短繊維(スパン)糸は短い綿状の繊維のことで原料となる短繊維は通常38mm~100mmの長さのため、縫い糸にするにはこれを何本か並べて、束ねながら長い糸状にします。
種類もスパン糸とシャッペスパン糸があり、どちらもポリエステル100%の糸ですが一般的なスパン糸より毛羽が少なく、糸撚りやムラが少ない優れた品質がシャッペスパン糸となります。

2、 糸品質の見分け方
●良品参考ミシン糸(フジックスシャッペスパン60番)

糸

ミシン糸を両手でピンと張った状態で照明に照らします。
このように糸毛羽がほとんど無い状態

糸

糸の撚り(ねじれ・こぶこぶ)が無いか確認します。 
指先2本でミシン糸をつまみ、糸をなぞり撚り具合を確認します。
ほとんど撚りが無ない又は少ない糸は指通りがよく安定した撚り具合が解ります。

糸
参考スパンミシン糸として糸メーカー、ミシンメーカー糸、手芸ショップ糸、100円ショップ糸などで
糸質を比較してみました。

糸

c)ミシン糸を両手でピンと張った状態で照明に照らすとどれも糸毛羽が多く目立ちます。

糸

d)糸の撚りを確認、指先2本でミシン糸をつまみ、指通りの感触を確認します。            
私的には見た目以上に糸の撚り(ねじれ・こぶこぶ)強い物との弱い物との違いがありました。

★アドバイス
ミシン糸次第で縫い上がりにも違いがでますので糸毛羽と撚り(ねじれ・こぶこぶ)が強いほど上下のミシン糸にテンション(引っ張る力)がかかり、布縮みや縫い上がり低下の原因にもなります。
縫い上がりが良くない場合は違うメーカーのミシン糸に変えて縫ってみてください。

※1あくまでも参考画像となり布質や素材により異なる場合もあります。
※2ミシン糸品質で縫い上がりにも違いがあります。
検証する場合には 主なメーカー検査基準ミシン糸(フジックス・シャッペスパン60番)で確認いただき参考にしてください。
④ミシン糸について(縫い上がり編)につづきます。
ミシン糸と布地による、縫い上がりの違いについて [ソーイングアドバイザー]

ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■マイミシン修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーアクセス)
FAX : 03-3329-5567

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