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ミシンの不具合~下糸がぐちゃぐちゃ~
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- 2017年11月14日
- ミシンの不具合~下糸がぐちゃぐちゃ~ [ソーイングアドバイザーソーイングアドバイザー]
こんにちは。
マイミシンソーイングスタッフの田上です。
私たちソーイングスタッフは毎日全国のお客様のミシン選びやご購入後の
ミシンの使い方、不具合のご相談にお答えしております。
ミシンの不具合は多岐にわたりますが、必ず原因があり解決します。
本日は不具合の王様、キングオブ不具合!!
「下糸がぐちゃぐちゃ」についてご紹介します。
・縫い始めるとガガガっと音がし下糸がからまり止まった。
・表はきれいに縫えているのに裏をみたらぐちゃぐちゃ
・下糸がからまって布が針穴にくい込んだ
これはだいたい上糸がきちんとかかっていない時におこります。
下糸がからまると、下糸に原因があるように思えますがほとんどが上糸かけのミスです。
原因は次の2つが主です。
原因1
押えを下げたまま糸をかけている!
押えを下げたまま糸をかけると糸調子皿に糸が入りません。
ミシンの中には糸をキャッチするお皿が入っていて
押えを上げると
パカッと開き
押えを下げると
ぴしゃっと閉まります。
押えを下げている時のミシンの気持ちは
「さて、布をしっかり押さえて糸もキャッチしたし、縫うぞー!」
と準備万端なので、まさか今から糸をかけられるとは思っていません。
ちゃんと押さえを上げて「今から糸をかけるよ」と
教えてあげてください。
※職業用ミシンやロックミシンも同じ原理です。(ごく一部押えと連動していない機種もあります)
原因2
天びんに糸がかかっていない!
手縫いで縫物をするときをイメージしてください。
一針刺したら針を持ち直して糸を引き、きゅっと適度に縫い目を引き締めますよね。
引かなければタルタルになるし、そもそも縫えてないですよね。
ミシンもそうです。
上糸を引き上げてあげないとどんどん下糸にひっぱられてからまりだします。
ちゃんと天びんに糸を持ってもらい、一針一針引き上げてもらいましょう。
天びんにちゃんと糸を持ってもらうコツはズバリ
針の位置を高くすること
針の位置が高いと天びんの位置も高くなり糸をかけやすくなります。
ですので不具合かな?と思ったらまず
押えも針も上げてから糸をかけ直す!!!!!!!!
です!
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