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ミシンのメンテナンス方法と修理

ミシンのメンテナンス方法と修理

ミシンは決して安い買い物ではありません。できることなら少しでも長く快適に使いたいですよね。普段からしっかりとメンテナンスすることで、コンディションの良い状態を保つことができます。

ここでは自分で出来るミシンのメンテナンス方法と簡単な修理方法をご紹介します。

家庭で出来る基本的なメンテナンス

ミシンを長持ちさせるために何よりも大切なことは、本体をホコリから守ることです。使わないときは本体にカバーをかけて、専用のケースにいれて保管しましょう。また、4〜5回使用するごとに本体内部のホコリも取り除くようにしましょう。

特に内釜(針板の下にあるボビンを入れる場所)は、糸くずやホコリがたまりやすく、そのまま放置しておくと糸切れや絡まり、縫い目の乱れ、故障の原因になります。定期的に手入れする癖をつけましょう。多くの家庭用ミシンには、内釜のホコリをとるための専用ブラシがついてきますので、付属の説明書を読みながら手入れしてください。

また、針のスムーズな動きを保つためにも内釜と外釜の間に潤滑油を注しましょう。このとき、潤滑油を多く注入しすぎると、針に汚れが付着することがありますので注意が必要です。1度にたくさん注入するのではなく、使うたびにこまめに注すことが大切です。

潤滑油を注したあとは、いらない布で必ず試し縫いをします。これを行うことで、潤滑油を内釜と外釜の間に行き渡らせ、針に付着した余分な油を拭き取ることができます。
ミシンだけでなく、多くの家電製品や楽器にいえることですが、長期間使用しないまま放置すると部品が腐食し、動きが悪くなる場合があります。

特にミシンにとって内部の錆は大敵です。特にミシンを使って作る物がない場合でも、定期的に試し縫いをして動かすようにしましょう。

ミシンの修理方法

ミシンは決して安い買い物ではありませんので、壊れてしまったからといって簡単に買い替えるわけにはいきません。

家庭用ミシンには、多くの場合1年〜3年程度の保証がついています。保証期間内の故障であれば無償で修理をくれます(ただし、購入者の過失の場合は有料)。

保障期間が切れてしまった場合でも有料で修理できますので、問い合わせしてみることをおすすめします。手芸専門店などではミシンの修理をしてくれるところもありますので、修理を依頼するお店をあらかじめ見つけておくとよいでしょう。

また、ミシンが正常に動かない原因のひとつとして、取り扱い方法が間違っていることがあります。よくある原因としては、糸が正しくかけられていない、下糸ボビンを逆に設置している、曲がった針を使用している、布に対して正しい針と糸が使われていないなどがあります。

ミシンの調子が悪いときは、基本的な設定ミスがないかを確認してみるとよいでしょう。

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