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ミシンソーイングにおける生地・布による糸の選び方
生地とミシン糸はどれを合わせればいいのか。ミシン初心者の方は気になる方も多いでしょうか。そんな方のために今回はミシンソーイングにおける生地・布による糸の選び方についてご紹介します。
たくさん試してみて、自分の好みにあった糸番手や針の太さを探してみてください。
糸の太さについて
生地に合った糸を選ぶ前にまずは、糸について知りましょう。糸の太さは番手が小さいものほど太くなります。また、ミシンの下糸と上糸は同じ番手が基本です。
薄い生地には細い糸、厚い生地には太い糸を選ぶようにしましょう。大まかに言うと、薄地に90番ぐらい、普通地は60番ぐらい、厚地は30番ぐらいと覚えておくと良いでしょう。
針と糸がうまく適合しない場合は、目とび、糸切れ、針折れなどの原因になるので、糸と針を正しく組み合わせる必要があります。
また、糸の太さに応じて針の太さも変える必要があります。たくさん布を扱っていけば、おのずとどれくらいのサイズがいいのかわかるようになってきます。まずは、基本的な選び方をし、やっていく中で自分のやりやすいものを探しましょう。
薄地の生地・布の場合
ショーゼット、オーガンジー、ボイル、タフタ、絹布、ローン、シルク布などが薄地の生地を指します。ハンカチやカーテンなどを作ろうとお考えの際はこちらをお選びください。
ミシン糸の番手は、綿は80~100番、絹は60~80番、合繊糸80~100番ぐらい、針の番号は、9〜11番が良いでしょう。
普通地の生地・布の場合
ギンガム、リネン、ピケ、ポプリンなどが普通地の生地にあたります。ミシン糸番手は、カタン60番~80番、合繊ミシン糸60番、絹ミシン糸50番ぐらい、ミシン針は11番~14番が良いでしょう。
厚地の生地・布の場合
厚手の生地は、デニム、ギャバジン、コーデュロイ、ツィードなどです。ミシン糸番手は、カタン40番~50番、合繊ミシン糸50番~60番、絹ミシン糸50番で、ミシン針は11番~16番が良いでしょう。
このように、生地の種類によって選ぶミシン糸は異なります。その他、目の粗いもの、細かいものなどを組み合わせていくと、キリがありません。また、どんな糸でどんな針がやりやすいかは人ぞれぞれです。何度も試して、自分に合ったミシン糸選びをしましょう。