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家庭用ロックミシンで有名なベビーロックを見学してきました!!
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- 2010年10月21日
- 家庭用ロックミシンで有名なベビーロックを見学してきました!! [修理スタッフこれまでの修理実績]
マイミシン修理担当の早乙女です。
今回は、家庭用ロックミシンでは世界的に有名な株式会社ジューキの衣縫人、
糸取物語、縫工房などを製造されている「ベビーロック」、鈴木製作所の取材
に同行しました。
☆ベビーロックとは、株式会社ジューキのロックミシンを製造している会社です。
ベビーロック製、衣縫人、糸取物語、縫工房は、山形県の鈴木製作所で部品製造
から組み立てまで全て行っている今では数少ない日本製造のロックミシンとなります。
現在、どのメーカーも製造コストを低減させる為 海外製造になっている中 品質を
最重視し、国内製造されているのが鈴木製作所なのです!
取材の後、製造ラインを見学できましたので掲載します!!
2階建ての1階は各部品の製造と手作業による最終加工、部品検査等を行って
おりました。
それでは2階の製造ラインを見てみましよう!!
フレームが製造ラインに入り各部品を取り付けている様子です。
針とルーパーの間隔は肉眼では正確に見えません
モニター画面を見ながら正確に調節している様子です。
布送り機構、メスを取り付けている様子です。
糸取物語のオートテンション(自動糸調子)機構部です
赤枠の金属の板部分が左右にスライドし、1針に必要な糸の送り量を制御している
部分です。
1針の糸送り量は、縫い目の長さ、振り幅の広さ、生地の押さえて高さで微妙に変化
していました。
※この動作を全て機構だけで行っていましたので精度の高さを実感しました。
糸取物語のオートテンション(自動糸調子)内部に使用されているワイヤーです。
4本のワイヤーが縫い模様の合わせて常時、引っ張られている為 耐久性が有り
伸びない素材を研究した結果 この太さで49本を編み込んだワイヤーとのことです。
組み立て後の最終、試縫い検査の様子です。
試縫い生地、糸、ミシン糸等色々変えて機種によっては最大18種類の試縫いを行い
検査するそうです。
もし1種類でも不具合が有った場合 不合格となり調整後 再検査を行い全て合格
するまで調節するそうです。
糸取物語(オートテンションタイプ)でデニム地4枚重ね、2枚重ね、ティシュまで
を一度に縫った様子です。
薄地~厚地までの縫い上がりは本当に綺麗で驚きました!
見学後の感想
製造ラインは全て手作業(ハンドメイド)で行っておりました。
高精度の部品を各組み立て担当者が1台、1台丁寧かつ正確な組み付けを行い、完成度
の高いロックミシンが作る工程等を実際に拝見できて大変参考になりました。
ロックミシンは、ネジ等も合わせると数100個以上の部品を組み込み、ロックミシン
の形になります。
その部品一つに不具合が有れば縫う事ができません。
親子2代、使える位の耐久性を考慮した良い材質を使い、高精度で作れている製造
メーカーではNO1かもしれませんね!
次回は部品製造、加工の様子を掲載します。
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