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ご自身で対処できる不具合解消法・・・自動針穴通し機能を使用しても針穴に糸が通らない、できない、糸が切れる ジャノメミシン JP310、510、710、NP350、400、470、860、2000、ME860
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- 2018年11月30日
- ご自身で対処できる不具合解消法・・・自動針穴通し機能を使用しても針穴に糸が通らない、できない、糸が切れる ジャノメミシン JP310、510、710、NP350、400、470、860、2000、ME860 [修理スタッフこれまでの修理実績]
こんにちは! マイミシン 1級縫製機械整備士の早乙女です。
今回は、自動針穴通し機能で針穴通しができない、通らないなどメーカーを問わず相談がありますので簡単な修正で直る解消法を記事にしてみました。
自動針穴通し機能の原理は糸通しフック(槍先端状)の部分が針穴に貫通しミシン糸をループ状に引っ張ることで針穴に糸が通る原理となります。
使用ミス系①・・糸通し時ミシン糸が切れる
原因として糸通し時に糸を強く引っ張りすぎたり、古い糸、安価糸の張力不足(引っ張る力に弱い)により切れることもあります。
ミシン糸は素材によって購入から5年位経過されますと経年劣化により強度が劣る事も有りますのでなるべく新しいミシン糸を使用してください。
使用ミス系②・・自動針穴通し器がレバーを下げても針穴付近で横回転しないため通らない場合の対処法
自動針穴通し機能の使う場合の針棒の停止位置は最上部(針棒が一番高い位置)にしないと横回転ができないので必ず針棒の位置が最上部になっているか確認してから自動糸通し機能を使用してください。
針棒停止位置の確認方法は右側面部のプーリー(ハズミ車)を反時計方向に回し、確認ください。
★不具合系の対処法・・・自動針穴通し機能で針穴に糸が通らない理由の1つが糸通しフック(針穴に貫通する槍先端状の部分が針穴の左右に反れている事があります。
その場合、何度糸通しを試しても針穴の糸が通りませんので修正をします。
ミシン針を外し糸通しフックの縁部にマイナスドライバーを使い、下方向へ押すと糸通しフックは簡単に外れます。
修正位置の目安は糸通しフックが真上から見て固定金具と糸通しフックが直角になっているか確認します。
糸通しフックを分解した画像、正常なフック部(矢印)は90度(直角)になっています。
フック曲がっていた場合にはカッタ刃を使い糸通しフック直角に修正します。
修正完了後、糸通しフックを軸にはめ込みます。
付けるコツ・・・糸通し軸の横ピンと糸通しフックの溝が合うようにセットして上方向へ押します。
取り付け完了後、細いネジ(矢印)を時計方向に緩めると糸通しフックの位置を左右微調整できます。
調整方法・・まずは先端が細いプラスドライバーを使い固定ネジを少し緩めますと糸通しフックが左右に動きます。 この状態でミシン針を取り付け後、糸通しレバーを下げます。
ルーペや拡大鏡を使い糸通しフックが針穴に貫通する位置に左右の微調整を行い良位置でネジを固定します。
針穴にフックの貫通を確認後、何度かミシン糸を使い針穴通しを行い完了です。
・糸通しフック部の潰れや捻じれ曲がって場合は修正での回復ができませんので糸通しフックの交換が必要となります。
この対処法をしても回復できない場合には販売店へ相談し解消ください。
ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!
■マイミシン修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーアクセス)
FAX : 03-3329-5567
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