こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です
今回は、JUKI　エクシードF400JP、F600JPのメンテナンス講習会の記事をアップします。


JUKIエクシードシリーズは、完成度の高さから人気が急上昇し、今後トップ機種にもなりえるコンピューターミシンなので今後のアフター体制を万全にするため、JUKI家庭用ミシン東京本社で特別に講習会を行っていただきました。

当社は縫製1級整備士も含め、3名が参加。
講師はJUKI家庭用ミシン、縫製1級整備士の青木さんです。


サービスマニアルに沿い各自、外装を分解します。


全て外装を外しました。
強度計算されたアルミダイキャストフレームは外装からは見えませんがこのように強度性に富んだフレームでした。　すごい丈夫そうです！！

こちらが下糸巻き専用モーターです。一般のミシンはメインモーターで下糸を巻きますがエクシードには下糸巻き専用モーターが内蔵されています。　運転音が大変静かです。

こちらがタイミングベルトです。　
タイミングベルトとは、上軸と下軸を連動するための重要なベルトです。
家庭用ミシンの中では幅広で丈夫なベルトを使用されていました。
安価ミシンの中にはタイミングベルトが細い機種も多々あり、ベルトが細い＝タイミングずれを起こりやすくなります。

こちらが小型65WのDCモーターです。DCモーターは発熱性が低く、運転音が静かなのが特長です。
上級クラスのミシンはほとんどがDCモーターを使用されています。
★メインモーターもブランド（製造メーカー）、パワー、品質によりモーター自体に価格差が有りますがJUKIエクシードにはマブチ製ハイグレードモーターを使用されているとのことです。

各部箇所の調整法等の説明を聞き、今度は組み立てに入ります。

無事、組み立て完了しました。
ミシンメーカーやクラスにより異なりますがメンテナンス時、分解しずらい機種が多々あります。
エクシードはメンテナンスも考慮した作りなので何か不具合が生じた時、スムーズに対応できる設計でした。
ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください。
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