こんにちは！マイミシン修理担当の早乙女です
今回の修理はJUKIコンピューターミシン・HZL-7600です。
このHZL-7600は、20年位前の機種で20万円近くした記憶があります。
HZL-7600の特長は、家庭用ミシンに職業用・垂直全回転釜仕様、押さえレバーの
上下げと自動糸切り機能がレバー1本でできる便利なミシンでした。

お客様からミシンを縫っている途中に急に部品が外れて縫え無くなったとの問い合わせ
が有りお預かりました。

これが外れた部品です

取り付け位置が不明の為　古くから有る分解図で取り付け位置を確認、取り付け位置が
判明しました。

この様に付きます。
この部品は、運転中ボビンケースが外れないようにする部品と解りました。

他点検の為　分解しましたが釜付近のギヤーに糸が大量に絡まっていました！！
全て除去

10年以上前の酸化した古いグリスを除去し、新しいグリスを塗った写真です。

他、各部、掃除、点検、注油、グリスアップ、試縫いを行い完成です。
昔のミシンは高価な分、耐久性に富んだフレーム本体、部品を使用していましたので
今回も20年以上前のミシンが交換部品無く、縫えるようになりました。
ミシン購入時、高い買い物！！と考えられた方も20年も使かえば以外にお安い買い物
かもしれませんね！